年に数回病院に通っている。
今回は初のコロナ渦中での訪院だ。
院内は想像通りの厳戒態勢だった。
入口でまず消毒そして検温。
スタッフは、フェイスシールドまたはゴーグル+マスク+手袋など重装備。
血圧は外で測定、結果はプリントし診察室で先生に見せる旨の指示が。
診察時間を減らすためらしい。
この様子だと診察室内の先生の装備も相当なものだろうと想像した。
原発視察時の政治家とか、アウトブレイクのダスティンホフマンとか。
ところが。
先生は、半袖の白衣にマスクのみ。
他のスタッフに比べかなり軽装だった。
診察をいつも通り終え、診察室を出て気づく。
「会話が無い」のだ。
先生からは
「変わりありませんか」
「前回の検査結果です」
「次回はx月x日で良いですか」
の3つの質問のみ。
対して、私が発した言葉は3回の「はい」だけ。
飛沫は少量。感染リスク低。
日頃から短い診察だなぁとは思っていたが、感染対策だったのか?
3分診療などと揶揄されることが多い日本の医療。
だが感染防止策としては非常に有効である。
とはいえもう少し愛想よくなりませんかね。
せっかく直接お会いしてるわけですし。