ハンドソープがようやく手に入った。
ありがたい。在庫が無かったのだ。
以前受発注管理の職だったせいか、在庫が無くなることに恐怖心がある。
一方、世には在庫を全く持たない人たちがいる。
「ミニマリスト」と呼ばれる人たちだ。
このコロナ渦で、さぞ困っていることだろうと思ってブログやYouTubeを見てみると…
全く困っていなかった。
なぜか。
理由は「こだわり」が無いこと、そして、流通が「ほぼ」機能していたことである。
「こだわり」の無さ
著名なミニマリストの方がコロナ禍での生活を映像でアップしてくれていた。
そこには、こだわりの無さが見て取れる。
具体的には、
・「価格」にこだわらない
・「品質」にこだわらない
のだ。
価格にこだわらない。
250mlで3,600円の高額な消毒アルコールや、1万円を超える布マスク(2週間使えるフィルターは800円)も躊躇せず購入する。
品質にもこだわらない。
まずそうなレトルト食(必要な栄養をすべて含んでいるらしい)を食べている。
野菜は、冷蔵不要なアボカドやサツマイモで補う。
「ほぼ」機能していた流通
ミニマリストは自炊が少なく、外食が多い。
飲食店は利用できなくなったものの、ウーバーイーツを多用し、上述のアボカドなどの野菜はメルカリで箱買いしていた。
これら二つの要因で彼らは困ることなく生活していたのだ。
一般人たる私は、こだわりが捨てきれない。
消毒アルコールは250mlで300円が限界だ。マスクは1枚70円のを1週間使う。アボカド一箱9個を食べ切るには2週間かかるだろう。
結果、狭い我が家の貴重なスペースを在庫のために使うことになるのである。
さて。緊急事態宣言ももうすぐ解かれそうな雰囲気だ。
そろそろ自粛生活でついてしまったお腹のお肉の「過剰在庫」を整理しなければ。
やれやれ。