先天的男と後天的男

高校時代の友人と会食をする。
友人が予約してくれたのは、ピザ・パスタ食べ放題・飲み放題プラン。場所はオフィス街のイタリアンレストランである。

席につく。、最初にピザとパスタを1つづつ選ぶのがルールらしい。
定番にしょう。生ハムのピザ。ボロネーゼ。

サラダ、前菜が順に運ばれてくる。

そしてピザ。生ハムたっぷり。とりあえず6分の1食べる。

「うん?」

おい。君も食えよ。
うん。
ピザ残3分の2。

「ちとやばい」

ここでボロネーゼの登場だ。濃厚な牛肉ソースパルメザン入り。
一口目。うん。旨い。でも…。

「満腹近し」

それはそうだ。

友人は、もともと小食。私は30代で胃弱になり小食に。
つまり「先天的小食」と「後天的小食」の二人なのだ。食べ放題って…高校時代のノリで、申し込んだでしょ?

時代は変わり、自分はもっと変わる、いや劣化するのだ。

「もう、お腹いっぱいですか?」

店員の女性が声をかけてきた。いやぁ…。

「パスタでしたら、少ないサイズが作れますので、いかがでしょう?」

ではそれで。カルボナーラを3分の1くらいの量で。

届いたカルボナーラを、2人で6分の1づつ。あぁ美味しい。
満腹でなければ、もっと楽しめたものを。

次回は量より質、いやいやこの店は質も相当いいんですけど。