少年ボウイ

夕方のニュース。

「騒音がうるさい、との苦情が多く…」

驚いた。ニュースで。しかもNHKで。
国語は決して得意じゃないけど「騒音がうるさいって」おかしくないか。

調べてみると、騒音とは
”耳にうるさく感ずる音”
だそうである。

置き換えると
「耳にうるさく感ずる音がうるさい、との苦情が多く…」
となるわけだ。

こだわらずニュースで使う。おおらかな世の中になったものだ。

駅構内の「危ないですから…」のような使い方が認められたのは昭和27年のことだそうで…って私生れる前じゃないですか。
違和感感じるのは、前世の記憶のせいですかね。

豪快八百屋

最近八百屋に行くようになった。
スーパーより安く質が良いからだ。

だが、この八百屋。豪快なのだ。

まず金勘定が豪快だ。
レジを打つ人が値段を覚えてないらしい。そこで奥の人に大声で聞くわけだ。

「ブロッコリーいくらだっけ?」

見かねた客が値段を教えることもしばしば。
レジ打ちもよく間違える。そもそもあのレジは何年物?少なくとも20年は経つのではないか。当たり前だがパソコンとは無縁。キャッシュレスで5%お得?なにそれ?という感じ。

コロナ対策も豪快だ。
数か月前、レジ前に30cm間隔でビニールテープが張られた。ソーシャルディスタンスのつもりらしい。だが狭い店内。客が並ぶ横を店員が肩をぶつけながら荷物を運ぶ。案の定テープは数日ではがれ、通るたび靴の底にへばりつくように。

豪快さのせいなのか、大声のせいなのか。ついつい大量買いしてしまう。

だが、豪快さの影響は家に着くまで。
小心者の私は、家に入るなり野菜を洗い始めるのである。

 

 

スキンケア用品にこだわりはないけれど

自粛期間中こまったこと。
それはスキンケア用品がなくなったことである。

私が愛用しているのは無印良品だ。
肌に合うものってなかなか見つからない。その点、無印良品なら、肌に合ううえ、安心感もあり価格も手ごろ。自粛期間中はやむを得ずネットで購入したが、サイズや送料が不満だった。

その無印良品、ローソンで販売するらしい。コンビニで販売してくれるのは大歓迎である。

以前ファミマで販売したときも、結構活用していた。扱う品物が微妙に違っていたように思う。例えばコットン。駅ビル内の店舗では200枚入りしか売ってなかったけど、ファミマでは100枚入りがあった。我が家の収納は狭いため、多少割高でもファミマで買ったっけ。

でもローソンかぁ。
いや好きなんですけどね。成城石井の品があったりしますし。知人はナチュラルローソンを見かけると用が無くても立ち寄るとか。どちらかと言うと女性に評判がいいみたい。

残念なのは店舗数が少ないこと。
ファミマ3軒に対し1軒ぐらい?まぁ、少し歩けばいいだけのことなんだけど。

さて。ローソンでの販売は、まず数店舗での「お試し」だそう。

コロナ第2波が来る?と言われる秋ごろまでには、扱い店舗数を増やしてほしいなぁ。

 

夏のはじまり

百円ショップの帰りに実家に寄る。母の第一声は
「あんた夏休みの子供かい」

それもそのはず。
私の手には大量のお菓子と「虫取り網」。
いやいや。お菓子はあなたに頼まれたものですし。
この虫取り網は…といいかけたそのとき。

テーブルの上にハエが。

手に持っていた虫取り網でさっと捕獲。
そのままベランダから追い出す。

ほーら役に立ったでしょう?

私の家は、公園が近いため、虫が入ってくるのである。
ハエや蚊はもちろんあらゆる虫が。
洗濯物のポケットにセミが入ってたこともあったっけ。
家の中で鳴きだしてそれは大変だった。
今年は、その対抗措置として導入したのが、この「虫取り網」である。

100円だし。安いでしょー?

私の説明を聞き、母は
「もう一本買ってきて」

ほーら。欲しくなったでしょー?
さて。もう一度、百均店員さんの怪訝な視線を浴びに行くとしよう。

 

 

 

説得力とは

遠縁の親戚が亡くなり訃報が届いた。
遠縁というよりほとんど縁がないので、出席するか否か、家族会議となった。
会議メンバーは私、姉、母の3人である。

結果は「欠席」となった。

私の主張する、コロナ禍での3密はどうの、年齢がどうの、持病はどうの、などという説得は全く届かず、
最終的に欠席に決まった要因は

「喪服がキツくて入らない」

ということであった。
さぁ明日からダイエットだ。