2012年5月アーカイブ


  2003_image.jpgタイミングを逸したので見送ったのですが、最近また話題になったので掲載。

ひさしぶりに面白い記事を拝見しました。
「海外メディア 日本のWEBデザインはひどすぎ。なんで2003年っぽいの?」
http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1712669.html
この「海外メディア」のソースは
「Japanese Web Design: Why You So 2003?」
http://www.tofugu.com/2012/05/15/japanese-web-design-why-you-so-2003/
タイトル通りの内容です。
受け入れなければならない批判も含まれてます。が、この記事の参考サイトの選択には問題があります。

悪い例として:楽天・ニコニコ動画・Gigazine
良い例として:美術館・デザイン事務所・ユニクロなど
がサンプルにされています。
ユニクロはともかくとして、他2つは情報メインのサイトです。これらと、美術館やデザイン会社のサイトを「(筆者のいう)beautiful」視点で比較しても意味がありません。そもそも目的が違っています。

一方、上記記事のコメントを掲載した、2ちゃんねる
「海外メディア  日本のWEBデザインはひどすぎ。なんで2003年っぽいの?」
http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1712669.html
は非常に面白いです。
同一目的のサイトを並べているので比較しやすく、意見も素直に書かれています。
ウェブ制作される方にも参考になると思います。

意見を簡単にまとめると
◆批判
前にならえで先人のマニュアル通りに作ってる
色彩設計が絶望的
詰め込みすぎ

◆擁護
海外のはオサレすぎて、結構見辛い
機能性については日本の方が格段に上じゃないのか?
スターみたいなサイトがいいと思ってるようだな
目的の情報にいかに早くたどり着けるかが重要なのに

◆その他ウェブサイト全般に関して
FlashやJavascriptを使った演出いらない
画像が重すぎるサイトは困る
など。

上記サイト含め、日本のサイトを全面的にダメと言っているわけでなく、結構使いやすいと思っている人もいるようです。一方2ちゃんねるだけあって「情報に辿り着く」目的を阻害するサイトは全て批判されてます。当然ですね。

「誰に見せるのか?そのサイトの目的はなにか?」を考えながらダメ出しされたサイトを眺めてみれば、また違った見方ができるのではないかと思います。

参考
ソース記事で紹介されたサイト:
トップ画像に愛生会病院(http://www.aiseikai.or.jp/)
・楽天(http://www.rakuten.co.jp/)
・ニコニコ動画(http://www.nicovideo.jp/)
・Gigazine(http://gigazine.net/)

「great web design」 とされたサイト:
・ユニクロ(http://www.uniqlo.com/jp/indexA.php)
・石山染交(http://www.ishiyamasenko.co.jp/ 歌舞伎・TV・舞台芸能衣装等の制作)
・豊田市美術館(http://www.museum.toyota.aichi.jp/)
・はなみち舎 ― 岡山市のレトロモダンな雑貨・和風ファッションのお店(http://hanamichiya.jp/)
・スイス プロジェクト - スの形をしたかわいいイス -(http://swiss.2ngen.jp/)
・taromagazine(デザイン事務所 http://taromag.misaquo.org/
・TAKEO PAPER SHOW 2011(イベント告知)(http://www.takeopapershow.com/

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