2011年1月アーカイブ

Phenomenon.jpg久しぶりに映画「フェノミナン」をみた。
田舎町で皆に愛され暮らす平凡な主人公は、ある晩謎の光を目撃し気を失ってしまう。それ以降彼の頭脳は冴えわたり、数十分で外国語を習得したり、数々の発明をしたり。さらには不思議な能力まで備わることに・・・。

主演はジョン・トラボルタ。
とても興味深い俳優である。マイケルジャクソンが世に出るまでは、ダンスといえばサタデー・ナイト・フィーバー =トラボルタだったのだが、スリラーのヒット以降影が薄くなっていたように思う。それが幸いしてか、演技に磨きがかかり、今やハリウッドになくてはならない俳優となった。

そんなトラボルタの演ずるこの「フェノミナン」はSF要素も恋愛要素も控えめにして、人間の「優しさ」と「可能性」をメインテーマに据えているように思う。

とても好きな映画なのだが、ネットでは辛口のコメントが目立つ。曰く「発明っていったってただのソーラーパネルじゃない」「こんなことが原因で頭脳明晰なんてありえない」などなど。
映画に出てきた機材や脳科学の知識を持っている人たちがコメントしているようだ。

なるほど。
この映画ではそうは思わなかった私も、最近リアリティが感じられなくて見れないモノが増えてきた。例えば、27歳の若き天才外科医が主演の人間ドラマ。「大学出て3年しかたたない天才外科医?ありえないでしょう!」そんな知識が邪魔をしてせっかくのドラマが楽しめないのだ。昔読んだブラック・ジャックはあんなに面白かったのに・・・。

でも大丈夫。まだまだ私は無知だから!これからも沢山映画を楽しめるはず。自身の無知に感謝。



toilets.jpgセガから新たな発案。なんと便器にゲームが付いたその名もトイレッツ

便器内にセンサーを取り付け、尿の量や勢いを使ってゲームができるそうだ。結果は便器上の画面に表示され、前回の使用者との勢い対決などのゲームができるらしい。

なんともバカバカしい、いや素晴らしいアイデアである。画面には電子POPを仕込むことができるので飲食店など広告効果が期待できそうだ。
さてこのトイレッツ、オムロンあたりが開発したら全く違った方向性にいったのではないだろうか?
たとえば尿検査を一緒にしてくれるセンサー付き便器。

「ブー。あなたの尿は酸性化しています。
そんなあなたにはこのワカメサラダがお勧め。
5分以内にご注文頂くと298円でご提供」

つい注文してしまいそうな気がする。ところでこのトイレッツにはUSBが接続可能とのこと。その機能は、尿の量・勢いや対戦成績などのデータを保存できるのか?と思いきや、店舗側がPOP広告のデータを入れ替えるためのものらしい。なんとも残念。いやいや「そんなUSBメモリ、テーブルに置かないでよ」ってな会話になりそうなんでこれでよかったかも。

それにしても今年はセガのように逞しいアイデアを出していきたいものだ。


 

idios.jpgヨドバシ店頭にて、あるスマートフォンの価格を見ると
標準価格「83,520円」。
驚愕である。ノートパソコンが買えてしまうではないか。店員によると「こちら大変高性能のCPUと大きめの画面になっており標準価格はこうなっておりますが実質負担は0円、月月割額が・・、パケットし放題が・・・割賦金が・・・」と説明いただいたものの・・・全く理解できない。というよりこれ以上聞きたくない。

総務省介入の後に辿り着いた現在の携帯電話の価格体系はとてもわかりづらい。

・最初0円で購入しても、その後月々の支払でいくらかかるのか?
・2年間経たないうちに解約したときに発生する解約料はどのくらい?
など不安になる方も多いのではないだろうか。

そんな方々に朗報である。日本通信株式会社から発売された「IDEOS」。
コンセプトは「お小遣いで持てるスマートフォン」だそうである。

この「IDEOS」は機能的にも優れたスマートフォンだが、なによりありがたいのは、わかりやすい料金体系である。

・販売方法は2年契約などの縛りを付けない売り切り式
・販売価格26,800円
・月額負担2,973円(無料通話15分含む)
・通話料30秒あたり10円

と、シンプルかつ非常に安い。
ちなみに私が一昨年末に5万弱で購入したiPhoneは月々3,898円、割引期間終了後は6千円弱となる。比較するといかにこの価格設定が挑戦的かがよくわかる。

一方、機能的な部分に目を向けると
・Android(アンドロイド)2.2搭載
・「050」で始まるIP電話サービスを使う
・SIMロックフリー
・最大同時接続5台のテザリング機能
が特徴である。

詳細は他のブログで多く解説されているので割愛するが、普通のユーザーが最も影響を受けるのは
「IP電話サービスを使う」
という部分であろう。
新しい電話番号が付与されるので、現在の電話番号を持ち越すことは難しいと考えた方がよい(この辺りはSIMロックフリーの状況で解消される可能性があるが割愛する)。結果、12月1日の記事「まだスマートフォンを使っていないあなたへ」にて記載した「2台持ちにせざるを得ない」状況は(原因は違えど)解消されないことになる。

とはいえややこしい価格体系や2年間の縛りから解放され、しかも安価で最新のスマートフォンが持てるようになるのはとても嬉しい。

昨年末から高額なスマートフォンを発売した大手3社に対して、この日本通信や、Wi-Fiルーター機能を備える「HTC Aria」を発売したイー・モバイルなど、携帯大手以外の企業から面白い機種が発売されている。スマートフォン業界に良い刺激になることを願う。


日本通信株式会社(http://www.bmobile.ne.jp/ideos/)

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