2011年7月アーカイブ

infobar_4.jpgさて今回はandroid携帯(=Google携帯)としてのINFOBARについてご紹介したいと思います。

INFOBARにプリインストールされているGoogleアプリや追加インストールできるアプリは秀逸です。

特に面白いのは地図でしょう。
パースがついた3D地図にニョキニョキビルが生えてくる様は見てるだけで楽しめます。現地でのナビゲーションにも有効なのではないかと思います。

音声入力も強化されました。
音声で
「渋谷から川崎 終電」
「100ドルを円で」
などを調べられる便利機能も健在です。iPhoneアプリの「google検索」に比べ表示も安定し、より使いやすくなっています。また、検索だけではなく音声入力機能があるので、音声でメールを打つこともできます(ドラえもんの鉛筆がついに現実のものに!)。漢字変換に難がありますが・・・。

翻訳アプリ「Google翻訳」は日本語で話した言葉を英語に翻訳してくれます。もちろん逆も可能ですが、私の発音では
「I like sandwiches.(私はサンドイッチが好きです」
が「I like titties.(私はおっぱいが好きです)」
と誤認識され・・・英語の上手な人にはぜひお試しいただきたいです。

この他にもおなじみ「Google Earth」や、パソコンで見ているURLを簡単にINFOBARに送信できる「Chrome to Phone」など盛りだくさん。iPhone内では裏方的だったGoogleアプリですが、INFOBARでは水を得た魚のごとく優秀な技術をふんだんに見せてくれています。

もうひとつの魅力はGoogleアカウントとの同期機能でしょう。
簡単な設定でプリインストールされている「カレンダー」や「Gmail」をパソコンのGmailと同期ができます。
これらをフルに使うと、アドレス帳や送受信メール・スケジュールなどを携帯電話に一切保存しない(=クラウド的!)運用も可能です。携帯を紛失しても大事なデータは生きるうえ、機種変更の時とても楽です。

さてこのINFOBAR。使い始めて2週間以上経ちましたが、使うほど愛着がわいてきています。
お勧めアプリや便利な運用方法(そしてバグなど)も機会があればご紹介したいと思います。

INFOBAR_2.jpg さて前回に続きINFOBARのレビューをしたいと思います。
今回はiPhoneとの比較です。前回は大変魅力的な機種とお伝えしたINFOBARですが、iPhoneとの比較においては少々様相が異なってきます。

現在iPhoneを使用している人が、INFOBARを触ってまず気になるのは反応の鈍さでしょう。
画面にタッチして操作するスマートフォンでは、タッチしたときの反応が重要な要素となります。INFOBARのタッチはiPhoneに比べるとやや反応が鈍く、おや?と思って再度タッチするとタッチが連打扱いとなってしまう事があります。
初めてスマートフォンを触る人ならさほど気にならないかもしれませんが、iPhoneを使いなれた人にはストレスに感じるはずです。

また各アプリの詳細操作や設定画面もわかりづらくなってしまっています。
中村勇吾氏がデザインしたユーザインターフェースも表層の部分のみで、一歩中に入ると通常携帯風のややこしく混沌とした操作画面が展開されます。

一方iPhoneの設定画面は選択項目を最小限に絞り「ここで設定できないなら、こういう機能は無いんだ!」と思わせる潔さがあります。そのことが逆に操作をわかりやすくしているようです。
タッチ精度の敏感さと操作性の良さから醸し出される高級感。そういった感覚的な部分では、INFOBARはiPhoneには及ばないように思います。

だったらiPhoneの方がいいんじゃないの?
いえ。INFOBARにはこれら欠点を補って余りある長所があります。
次回レビュー「android携帯としてのINFOBAR」でお伝えしたいと思います。

infobar.jpgauの新スマートフォンINFOBAR A01を発売日に購入し早6日。若干出遅れた感もありますが簡単にレビューします。
まず、ともかく軽い!重くなりがちなスマートフォンの中でこの軽さは秀逸です。実際の重量は113gとiPhone(135g)とくらべ20グラム程度の差ですが体感差はとても大きいです。ポロっと落としてもカーペットだったら大丈夫かも?と油断してしまいそうです。
そしてウェブデザイナー中村勇吾氏がデザインしたインターフェースは非常に遊び心をくすぐるモノに仕上がっています。
アプリケーションのアイコンを配置するだけでなく、撮影した写真を自由に配置できる機能は想像以上に面白く、ネット上で「ホーム画面晒し」してる人も多数。写真の配置はインストールされているアプリ「Photo」を使えば非常に簡単にできるので、オリジナルホーム画面を作る気になるのも頷けます。

メーラーはCMailとEMailが一体化されました。両方を頻繁に使う人にとっては若干わかりづらいかもしれません。
また、受信メールに特定の絵文字がある場合、背景にその絵文字に対応したアニメーションを表示されます(アニメビューというそうな)。主に顔文字や電車などわかりやすい絵文字に対応しているみたいです。これも飽きるまでは楽しそうです。

一方残念な点。
各種設定がわかりづらいです。あっち行ったりこっち行ったりという印象を受けます。スマートフォンというより通常携帯に近い設定方式です。
箇所によって文字が非常に小さいところがあり、目が疲れます。PCで設定しようとワンタイムパスワードを発行したのですが、この文字がまた小さくて・・・何度もミス入力しました。ある程度年齢がいっている人はルーペ必須です。

ショップでの電話番号の移動サービスは行っていません(赤外線で一括送信できるので大した問題ではありませんが)。

プリセットされている着信音は・・・うーん。これまで使った携帯の中では一番好みではありません。自身で音楽を入れることをお勧めします。

性能的には充実してきたもののいま一つ感が強かったauのスマートフォンラインナップですが、ようやく「欲しい!」と思わせてくれる機種が出てきたように思います。これが初のスマートフォンとなる人も多いようですが、十分満足できる機種だと思います。


・iPhoneとの比較
・androidスマートフォンについて
はまた後日報告したいと思います。


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