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adobe.jpg私はFlashでのweb制作をメインにしております。にも関わらず、ここ数年はアドビFlashを使っての開発は行わず、専らフリーのソフト「FlashDevelop」を使用しています。アドビFlashがあまりに使い勝手が悪いからです。

プログラムを用いて動作をコントロールするスタイルが主流となった現在、デザイナーといえどもプログラミングしないわけには行きません。私も日々キーボードで大量の文字を打ち込んでいます。
ところがバージョンCS4あたりから、プログラム文を打ち込むと100行ぐらいでもたつくようになってきました。
手が「アドビフラッシュ」と打ち終わってても、
画面上は
「ア ド  ビ  フ      ラ    」
こんな感じです。

その点、FlashDevelopは動作も軽く、強力なコード補完(spと打つとspriteと表示してくれるなど)機能を持っていて、タイピングの手間とミスを大幅に防いでくれます。今ではこれ無しでは作業が成り立たないくらいです。

でも、お金を出して買ったソフトは機能のほんの一部だけしか使わず、フリーのソフトがメイン。
これは本来のスタイルではないですね。このあたりをアドビは認識してくれているのかどうか。

さて、そのアドビですが、昨年11月にバージョンアップ購入についてルールを大きく変更しました。
これまで3世代前までのバージョンであれば安価なバージョンアップ価格で購入できたものを、今後はひとつ前のバージョンのみ適用する、というものです。つまり次のバージョン=CS6にバージョンアップできるのはCS5(または5.5)のみとなります。
多くのデザイナーは新しいバージョンが発売される度に新バージョンを購入するか、
新しい購入方法の「Adobe Creative Cloud」を契約することになるでしょう。

Adobe Creative Cloudは
・年間契約
・月額5,250円(年間63,000円)
・全CS製品が利用可能
というものです。
今後アドビでは従来の方式を縮小しこの新方式にシフトしていくと思われます。
また上記発表の前にマイナーバージョンアップした「CS5.5」を発売、今後はバージョンアップのタイミングを1年半から1年に縮小し細かいバージョンの発売を行う、としました。

今回のバージョンアップ方式の変更は、一部のマルチクリエーターにとっては有利になる場合があるかもしれませんが、最新バージョンが必要無い人・PhotoShopとIllustratorで十分だった人にとっては、大幅なコスト増になる可能性があります。

また、発表されているのは一部の価格のみであり、どのような機能強化があるかについては言及されていません。
今後行われるバージョンアップが、クリエーターにとって本当に必要なものなのかどうか疑問が残ります。

5年前のマクロメディアとの合併は、マイクロソフトへの対抗が理由のひとつと言われていました。
そのマイクロソフトが参入に失敗し、ブラウザ占有率で50%を切る現在、デザイン関係のソフトではアドビは独占企業といってよいでしょう。
独占ゆえの殿様商売は電力会社だけでもう十分。
詳細が発表されたとき「これならお買い得!」と、いい意味で予想を裏切ってほしいと思います。

iphone_spell_miss.jpgiPhone使ってますか?今回のiPhone4Sのウリのひとつが「iPhone単体でセッティングが可能」というものでした。これまではパソコンにつないでiTunesに認識させて・・・という手続きが不要になったのです。
じゃぁ単体でセッティングしてみようじゃないか!これが間違いの元でした。


iPhoneでは音楽やアプリを購入するにはappleIDが必要なのですが、
その登録に失敗してしまったのです。

AppleIDは登録したメールアドレスがそのままAppleIDになるんですね。
つまりメールアドレスの綴りを間違えると、
・登録確認連絡も届かず
・確認しようもない
という状況になってしまうんです(今回まさにそうなった訳ですが)。

さらに次画面ではiTunesカードの番号(またはクレジットカード番号)が必須。
すると・・・間違ったメールアドレスiTunesカードの金額が加算されてしまうんです。
これらの手続きは間違っても気づくことなく、iTunesにログインしようとしたとき初めて
「そのAppleIDは登録されていません」
と表示されて気づくことになります。

どんな入力ミスしたか推測(!)しながらログインを試みること1時間強。無駄な作業となりました。
結局、カード番号無しで登録する方法を探し、パソコンでIDを取得。失われたiTunesカード金額については半ば諦めながらもサポートへメール相談。3週間程度かかったものの元IDへ金額移行してもらえました(APPLEサポートに感謝)。

結論。
1.AppleIDはiPhone本体でのセッティングは行わない!
2.AppleIDの登録時にカード番号の入力は行わない
(パソコンのiTunesで無料アプリを購入すると支払方法「なし」が選択可能)
方法は以下で詳しく解説してくれています(http://atomico.blog72.fc2.com/blog-entry-503.html)。

やっぱパソコンでコピペですよねぇ。

「iPhone4Sの死角」じゃなくって自分の入力ミスじゃないかって?
いや結構苦労したんでご愛嬌ってことで・・・。

infobar_4.jpgさて今回はandroid携帯(=Google携帯)としてのINFOBARについてご紹介したいと思います。

INFOBARにプリインストールされているGoogleアプリや追加インストールできるアプリは秀逸です。

特に面白いのは地図でしょう。
パースがついた3D地図にニョキニョキビルが生えてくる様は見てるだけで楽しめます。現地でのナビゲーションにも有効なのではないかと思います。

音声入力も強化されました。
音声で
「渋谷から川崎 終電」
「100ドルを円で」
などを調べられる便利機能も健在です。iPhoneアプリの「google検索」に比べ表示も安定し、より使いやすくなっています。また、検索だけではなく音声入力機能があるので、音声でメールを打つこともできます(ドラえもんの鉛筆がついに現実のものに!)。漢字変換に難がありますが・・・。

翻訳アプリ「Google翻訳」は日本語で話した言葉を英語に翻訳してくれます。もちろん逆も可能ですが、私の発音では
「I like sandwiches.(私はサンドイッチが好きです」
が「I like titties.(私はおっぱいが好きです)」
と誤認識され・・・英語の上手な人にはぜひお試しいただきたいです。

この他にもおなじみ「Google Earth」や、パソコンで見ているURLを簡単にINFOBARに送信できる「Chrome to Phone」など盛りだくさん。iPhone内では裏方的だったGoogleアプリですが、INFOBARでは水を得た魚のごとく優秀な技術をふんだんに見せてくれています。

もうひとつの魅力はGoogleアカウントとの同期機能でしょう。
簡単な設定でプリインストールされている「カレンダー」や「Gmail」をパソコンのGmailと同期ができます。
これらをフルに使うと、アドレス帳や送受信メール・スケジュールなどを携帯電話に一切保存しない(=クラウド的!)運用も可能です。携帯を紛失しても大事なデータは生きるうえ、機種変更の時とても楽です。

さてこのINFOBAR。使い始めて2週間以上経ちましたが、使うほど愛着がわいてきています。
お勧めアプリや便利な運用方法(そしてバグなど)も機会があればご紹介したいと思います。

infobar.jpgauの新スマートフォンINFOBAR A01を発売日に購入し早6日。若干出遅れた感もありますが簡単にレビューします。
まず、ともかく軽い!重くなりがちなスマートフォンの中でこの軽さは秀逸です。実際の重量は113gとiPhone(135g)とくらべ20グラム程度の差ですが体感差はとても大きいです。ポロっと落としてもカーペットだったら大丈夫かも?と油断してしまいそうです。
そしてウェブデザイナー中村勇吾氏がデザインしたインターフェースは非常に遊び心をくすぐるモノに仕上がっています。
アプリケーションのアイコンを配置するだけでなく、撮影した写真を自由に配置できる機能は想像以上に面白く、ネット上で「ホーム画面晒し」してる人も多数。写真の配置はインストールされているアプリ「Photo」を使えば非常に簡単にできるので、オリジナルホーム画面を作る気になるのも頷けます。

メーラーはCMailとEMailが一体化されました。両方を頻繁に使う人にとっては若干わかりづらいかもしれません。
また、受信メールに特定の絵文字がある場合、背景にその絵文字に対応したアニメーションを表示されます(アニメビューというそうな)。主に顔文字や電車などわかりやすい絵文字に対応しているみたいです。これも飽きるまでは楽しそうです。

一方残念な点。
各種設定がわかりづらいです。あっち行ったりこっち行ったりという印象を受けます。スマートフォンというより通常携帯に近い設定方式です。
箇所によって文字が非常に小さいところがあり、目が疲れます。PCで設定しようとワンタイムパスワードを発行したのですが、この文字がまた小さくて・・・何度もミス入力しました。ある程度年齢がいっている人はルーペ必須です。

ショップでの電話番号の移動サービスは行っていません(赤外線で一括送信できるので大した問題ではありませんが)。

プリセットされている着信音は・・・うーん。これまで使った携帯の中では一番好みではありません。自身で音楽を入れることをお勧めします。

性能的には充実してきたもののいま一つ感が強かったauのスマートフォンラインナップですが、ようやく「欲しい!」と思わせてくれる機種が出てきたように思います。これが初のスマートフォンとなる人も多いようですが、十分満足できる機種だと思います。


・iPhoneとの比較
・androidスマートフォンについて
はまた後日報告したいと思います。


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