近くにあった図書館が取り壊されはや6年。
ようやく昨年3月に新しい図書館が完成。しかも家から数十メートル!これほどの幸せがあろうか!書籍も新しく購入したようで、少し前の新書版も結構ある。
ジャケ買いならぬジャケ借り!未知の作家の本も読んで楽しい時間を過ごさせていただいている。
さて年明けて。こんどは国会図書館が近くにやってきた。といってもwebの話ですが。
国会図書館サーチ「CiNii Books」
http://ci.nii.ac.jp/books/
ここでは大学図書館の本を探すことができる。
「涼宮ハルヒの憂鬱 」で検索。なるほど奈良産業大学にあるらしい...ってなことはどうでもよく特筆すべきはその下に貼られているリンク「カーリル」だろう。
クリックするとカーリルサイトに飛び、その本の
・表紙
・どの図書館にあるか
・Amazonの評価・レビュー
などが表示されるのだ。
さらに、図書館ボタンを押すと地域図書館の予約画面が表示され、そのまま予約できる。
これは非常に便利だ。
一部で批判の声もあるカーリルだが、味気なかった図書館の検索画面に比べ予約前に表紙やレビューが確認できることはとても楽しく、本を読む機会がより増えることだろう。
そしてこのカーリルとリンクを貼っている国会図書館(国立情報学研究所)の柔軟性にも拍手を送りたい。
レビューにAmazonを流用しているこの「カーリル」。「カーリル」とリンクを貼る国会図書館。自前で全てをまかなおうというのではなく、優れた既存のシステムを利用するその手法にはWeb全体の潮流のようなものを感じる。