映画: 2010年12月アーカイブ

yamato.jpgこの12月に公開された実写版「宇宙戦艦ヤマト」。
公開前の評判はいま一つであった。ところが試写会会場は評判と全く異なる様相を呈していた。

上映時間はるか前にも関わらず長蛇の列!しかも男性多し(特に40~50代)。その方々が楽しげに会話している。スターシャはああだとか、デスラーはどうすんだとか。

そうこれは「お祭り」なのだ。

思えばヤマトはもうやるネタがない。劇場版2作目で死んだ古代進を、テレビ放映で生きながらえさせたり、沖田艦長を「完結編」で蘇らせたり。以降の作品も目を覆わんばかりの出来だった。
そんなヤマト最後の「祭り」がこの実写版である。ヤマト世代の方は是非この祭りに参加してほしい。

「この実写版こそ、宇宙戦艦ヤマトにとって最もふさわしい墓場ではないかね。諸君」
(そうそうデスラー総統はやはり「あの人」でした)


補足

◆楽しめるポイント
・発進シーンはかなりいいです(これ本当)
・倒れた森雪(黒木メイサ)を抱き運ぶ緒方直人の腰は大丈夫だろうか
・エンディングはブルースウィリスに会いたくなる
(なんといってもエアロスミスだ)

◆注意点
鑑賞眼を「ドラゴンボール・エボリューション」レベルに設定する必要があります。



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