286→386→486→Pentium

| | トラックバック(0)

パソコンとの付き合いも20年近くになる。
当時マックは高価だったため、周りは皆MS-DOSのマシンを使っていた。ウィンドウズはまだ無い。全てのオペレーションは黒い画面にキーボードでコマンドを打ち込んで行う。当時はこの入力作業のことをキーパンチと呼んでいた。まさにその呼び名どおりに強く速く打ちまくる。

案の定、すぐ腱鞘炎(?)になってしまった。
かくして整形外科に通うことになる。診療の後、若い女性リハビリ師が手指をマッサージ。非常に気持ちいい。顔がにやける。思考力が低下する(女性に手を握ってもらってるからってわけでもないんですが・・・)。

女性「どうして手がこんなに悪化しちゃったんですか?」
私「いやパンチのしすぎで」
女性「ボクサーなんですか。凄いですね!」
私「違う違う。パンチってキーボードのパンチ」
女性「ミュージシャンですか!」

・・・どうも話が合わない。
マッサージ気持ちよくて顔がにやけてるし、そんな自分が気持ち悪いし、うまく説明できなくてもどかしいし・・・。ああ、でも気持ちいいなぁ。

こんな葛藤を無くしてくれる、ウィンドウズやマックが普及するのはまだしばらく先。そんな頃の話でした。

(教訓:キーボードは指、マウスは肩に注意)

トラックバック(0)

このブログ記事を参照しているブログ一覧: 286→386→486→Pentium

このブログ記事に対するトラックバックURL: http://nouv.biz/mtos/mt-tb.cgi/18

このブログ記事について

このページは、nouvが2005年12月19日 14:14に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「ミース・ファン・デル・ローエ」です。

次のブログ記事は「光あれ」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

ウェブページ

Powered by Movable Type 4.1